こんにちは!インストラクターのrinaです。
今回は「滑舌」についてお話ししたいと思います。皆さんはこんな悩みを抱えていませんか?
滑舌に関する悩み
・舌が動かしにくい、話しにくいと感じる
・自分が話したことがよく聞き返される
・早い曲の歌詞が間に合わない、歌えない
・緊張して声が出ない、話せない
・すぐつっかえる
・緊張すると上半身が固まる
このような悩みは滑舌の問題に繋がっています。
そして滑舌をよくしたいあなた!まずは舌が凝っているかどうかチェックしてみましょう。
「舌が凝っている=舌が硬くなっている」ということですが、硬くなるとはどういう状態のことでしょうか。
形でいうと、舌が長細く、真ん中が盛り上がり、舌先が細くなっている状態。
見た目でいうと明太子のような形になっている舌は硬くなっている可能性が高いです。
こうなってしまうと、舌は動きが鈍くなり、話しにくかったり声が出にくかったりつっかえたり、歌いにくかったりしてしまうんですね。
それでも凝っているかわからない場合は、一度舌を固めてみましょう。
舌を下あごに力をいれて押しつけてみましょう。平になるように押しつけるのがポイントです。そのまま声を出してみてください。出しにくい感覚がありませんか?舌に力が入っていると、発声しづらかったり、話しづらかったりしてしまうのです。
これは肩こりからきている方も多いようです。日々の疲れで凝り固まった肩をほぐしてあげる運動を取り入れてみましょう。ポイントになるのは肩甲骨を動かすことです。肩甲骨の周りについている大きい筋肉小さい筋肉達を動かしてあげることで肩こりをだいぶ改善することが出来ます。
簡単な運動方法
簡単な運動をご紹介します。
①頭を右肩に寄せます。
②そのまま肩甲骨かあら大きく回すイメージで肩を前に出します。
③5秒キープ
④頭をゆっくり戻しリラックス
この動きを3セット左右やってあげましょう。それが終わったら肩の動きを後ろにも変えてあげましょう。
これによって肩甲骨の周りの筋肉がだいぶ動いてくれます。
無理のない程度に行ってみてください!
滑舌を良くするために大切なのは、舌を固めない事、それから肩こりを解消することをお伝えしましたが、なにより大切なのは身体をリラックスさせることです。
姿勢を良くし、自分の声をあまり意識しすぎず、発声してあげる事が大前提となりますよ。
気にしすぎない事も大切です!
また滑舌が悪い方は以下のことも不足しがちです。
①口を縦に開ける意識が少ない
②正しい口の動きで発声していない
③滑舌練習不足
それではまず②の正しい口の動きを簡単にご説明します。
「あ」・・・・・指が縦に3本入るくらい、大きく口を開きます
「い」・・・・・口角を耳元へ引き上げます。
「う」・・・・・唇をすぼめて、やや前に突き出します。
「え」・・・・・唇をやや左右に引き、舌先は少し上を向くようなイメージ
「お」・・・・・口の中に大きな空間をつくる感じ。
そして①口を縦に開ける意識をすると、はきはきと明るい印象の響きに変わり、人に与える印象もかなり変わりますよ。
最後に③の練習不足!というところですが、具体的にどういう練習をすればいいのかというと、ゆっくり、そして大きく口を動かして文章を読んでみてください。そうすることで正しい滑舌を確認することができます。シンガーの方は歌詞をゆっくり読んでみると新たな発見があるかもしれませんよ。
是非試してみてくださいね!
rina