こんにちは。ボイストレーニングに厄介な時期が到来してましたね。そう、花粉症!
私、sincoは今年本格デビュー致しました。
私実は今まで鼻風邪になったことがなく、喉も比較的強く、幸せなことに歌に必要な器官を酷く壊した経験が無かったのです。
それなので、常に流れ続ける鼻水と、口呼吸の日々で乾燥した喉、それに伴う咳の連続に酷く身体が弱り、春先に結構落ち込みました、、。今まで出来ていたことが全く出来なくなってしまったのに相当面食らいました。

しかし、おかげで花粉症や鼻炎の皆さんの辛さに共感することが出来たのは、いい収穫でした。
今回はその時期に私がした練習、意識したことを書いていきたいと思います。
少しでも皆様の参考になれば幸いです。

◯鼻が通らない!

まず1番辛いのはこれですね!鼻が通らず、息が出来ない。鼻声の日々。
鼻がつまると鼻腔に抜けるはずの中高音の行き場がなくなって無理やり前に出し、のどをさらに痛めてしまいます。

また、口呼吸のブレスは浅くなってしまうので、パワーが足りない声になってました。

そこで行った練習方法は、吐く息のパワーを上げること。
鼻をつまんでふさぎ、口からまっすぐスピードの速い息を流します。
この時、通常の腹式呼吸よりも、お腹と背中をくっつける気持ちでかなり深めに吐きます。

これは腹式呼吸の基礎の基礎。吐くことに集中する練習です。
鼻つまりの際は吸えないからそこに意識がいってしまいますが、しっかり体内の息を吐き切れば息は自然と入ってきます。
更に鼻の機能がなくても息が吸えるんだ!ということがわかってきます。まさに逆転の発想!

この練習により、吐く息が安定してまっすぐ声が出せるようになり、ブレスもスムーズに成ってきました。

◯チェストボイスを見直すチャンス

気持ち良い高音域を出す時は、お腹から頭頂までまっすぐなパイプが通り、そこをスコーンと声が移動している感覚なのですが、鼻づまりのおかげで頭に抜けません。

そこでまたまた逆転の発想。
頭に抜けない時にチェストボイス、つまりボディに響かせる声の練習をすることにしました。

いつもよりも重心を低めに、胸に音を集める感覚です。
頭部に響かせるよりも、息の太さと安定、喉をしっかり開けることが必要になってきます。
更に低めの響きになるので最初は違和感がありますが、鼻を通さずに高音が出たことはいい収穫でした。

チェストボイス練習は、花粉症がおさまった後にかなりの効力を発揮しました!

歌うための基礎体力が上がりまして、音域が広がったのです!!
いつものパワーを出すと声がシャープしてしまう程になって、直後は調整に少々困りました。
高音練習もやはりチェストボイスが重要だと再認識できてよかったです。

◯最後に

花粉症デビューからの逆転の発想で、鼻づまりでも歌声は作れるという事が、今回分かってよかったです。

また体の自己観察が出来たこともとても良かったです。
私は今回薬などのケアは一切せずに乗り切ったのですが、薬や鼻うがいなどを併用すればもう少し日々の暮らしは楽になったかもな、と思い直しました。

大事な器官なので、プロの指導、サポートは必要です。

花粉症の時期は、まず違和感を感じたらすぐ病院に行くのが1番ベストかと思います
医師の診断により、練習量を決めて、無理せず行ってくださいね!

 

sinco