こんにちは!sincoです。

月に何回かFestaから飛び出して声優さん対象のワークショップを行っております。

回数も重ねてきて、段々と歌うことに慣れてきたと同時に個々の課題も見えてきました。

 

滑舌をクリアに!

1つは滑舌。

声優さんなので基本的な滑舌はとても良いです。

しかしメロディになると音に惑わされて滑舌がくずれてしまいます。

息量が足りず、長く伸ばす時にぶれたり、高音を出す際に力みが出たりする際に滑舌がぶれます。

高音を力んで出すと、下あごが固まります。鏡で見ると下の歯が急に見えたら力が入っています。口の形が変わるので発音が崩れてしまうのです。

 

もう一つは表情筋の維持です。

歌う時に必要なのは、文字+直後の母音を言い切るまで表情筋を保っていなければなりません。

これは話すだけの時は意識しないのですが、(厳密には、話す時もクリアに聞こえるように母音を言い切るまで表情筋を保った方が良いです)

歌では子音で歌詞を、母音で音を表現するので母音の発音をキープする表情筋が必要です。

 

特に下あごに力の入りやすい【イ】の発音、表情筋が保ちづらい【オ】の発音は注意せねばなりません。

 

レッスンでは、母音別に音程を変えてチェックをし、顔周りに余計な力が入らないように全身を使って発声する、子音の息の使い方を意識して目立たせたいところで正確に発音するということを発声練習や歌唱指導を通して行っています。

 

1曲を通してクリアに発音するのは、集中力と丁寧さが必要になるので歌を通してメンタル面も磨いていければと思います。

 

パフォーマンス力を向上させたい

レッスンの最後に1人づつ歌を発表してもらっているのですが、その際のパフォーマンスが物足りない、みせるという意識をもっと強く持つことが今後の課題であると思います。

通常のレッスンでは、あまりパフォーマンスのことは話さないのですが、このクラスはプロ志望ですので、しっかり表現するという意識を持つことが大事だと思っています。

生徒の皆さんは普段動かずに声を出すようにしているので、声を出しながら動くということに慣れていないようでした。

レッスンでは、歌詞をまず読んでもらい感情を入れる、客席を意識した目線の回し方、姿勢やモーションの動かし方を指導し、皆さんに考えてもらいました。

 

実際発表の時間になると、歌は段々のびのび歌えるようになってきました。しかし、パフォーマンスにおいてはまだ研究が必要です。レッスンだから抑える気持ちもわかるのですが、

常に本番の意識を持つことや、数少ない披露する時間の中で発揮できないと、オーディションや本番でも発揮する瞬発力がつきません。見せる、という時間でしっかり100%出せるような気持ちの切り替えが必要になってきます。

 

マルチな能力を目指す!!

現在の声優さんは、話す仕事だけでなく、歌やダンス、ビジュアルも求められ、マルチな能力が必要になってきています。

苦手部分を一つでもつぶしていくことと、他ジャンルから色々なものを吸収することが成長のカギなのではないかと思っています。

歌を習うことも、話す声の音域を広げたり、表現が豊かになったりしますので声優の仕事に応用できるでしょう。

 

生徒の皆さんは非常に熱心にレッスンを受けてくださっているので、今後大いに活躍してくれることを期待しています!

 

sinco