こんにちは!インストラクターのsincoです。

特別レッスン第2弾、今回の生徒さんは声優さんで、レコーディングを控え、そちらに向けた歌レッスンと、レコーディング当日のボーカルディレクションでした。

結果として、レコーディング前のボイストレーニングはやはり非常に効果があるお互いに感じることができました。

 

今日はレコーディング終了までの過程を書いていきたいと思います。

 

歌へのイメージとポイントをおさえる

今回はレッスンが4時間、レコーディング時間はお二人で4時間と限られていたため、最初に歌のイメージ、テーマを共有するところからスタートしました。

普段のボイストレーニングと違い、今回はキャラクターの状態で歌う、いわゆるキャラソンでしたので、声を作った状態で歌い続けなければいけません。

また、レコーディングがゴールですので、多少こま切れとなっても声を保つ、という部分を重視して歌うことを心がけました。

もう少し時間があれば、持久力もつけることができるのですが、限られた時間で最大の力を発揮することを目指すのもまた一つの手段だな、と感じました。

 

一つのキャラは子供のキャラなので、元気さを第一に、またピッチもあえて不安定にしたり滑舌もちょっと大げさにするような歌い方にしました。

これは声優さんの負担がなかなか大きいので、ポイントとなる音の高さを保てるように体を使うことを練習します。

レコーディングは大きく動くことができないので、腹圧をかける速さを磨いていきました。

子供の声は突然うわ!っと大きくなるように、おなかを押す瞬発力が自然にありますね。

その瞬発力を意識的にするのと同時にピッチを合わせる練習を繰り返しました。

 

もう一つのキャラはザ・女の子キャラ。ともかくかわいさを重視しました。

歌自体キーが非常に高い歌なので、できるだけレコーディングが長くならないように、きちんとピッチを合わせていく、そのために体に響く部分を覚えこませる練習を重ねました。

体力がなくなってくると、どうしても高音が乱暴になってしまうので、疲れない程度に歌をフレーズごとに歌う練習もしました。

レコーディングで細切れに歌う際にもすぐテンションを持っていけるための練習も兼ねています。

 

お二人が共通して練習したのは、感情を大きく入れることでした。

喜怒哀楽をはっきり入れてあげることでキャラクター性が引き立ちます。またレコーディングをするとどうしても抑揚はプレーンになりがちなので練習段階からより大げさに表現する練習をしてみました。

一度朗読してもらって、感情の移り変わりを考え、キャラに入り込んで表現していただきました。この練習が結果、レコーディングに非常に役立ちました!

 

レコーディング本番!

いざ本番です!声優さんは緊張していて最初はうまく声がのりませんでした。

声を作る時間も多く取れないため、まずは指示を「ここはもっと悲しく、ここは元気よく!」というように気持ちを作るところに的を絞りました。

さすが声優さん!感情の作り方がとても早くて、どんどん声が乗ってきたのです!

音やリズムを直すのは余計にプレッシャーとなるので、得意の感情作りからアプローチする方が効果的なようでした!

更にはプロデューサーの指示で擬態語を連想させるような歌い方に、という指示にもイメージ通りの歌い方をされていました。

これは私も新鮮で、自分が歌う時にも擬態語気を付けてみよう!と思いました。

 

結果、予定よりも早い時間でレコーディングは終了いたしました。

お二人のすがすがしいお顔が気持ちよかったです!

 

レコーディングを振り返って

全日程終了後、声優さんやかかわった皆さんとお話しを。

今回のケースは私も初めての試みでしたが、非常に満足していただけました。

私も新鮮な現場で非常に勉強になりました!

このような感想をいただきました。

・レコーディングは緊張したけれど、段々歌っていくうちに練習してきたことを思い出して、歌えた。

・歌声を見てもらったので、本番も先生がいることで安心できた。

・練習ポイントをまとめれたので自宅練習もやりやすかった。

・レコーディング前にウォーミングアップできたのですぐ声が出しやすかった。

 

なかなかレコーディングで納得いかない方へ

レコーディングを依頼する場合、あまり回数を重ねることができません。

短時間で満足のいくものを残したいが、どう改善すればいいかわからない、という方には今回のような短期レッスンをお勧めいたします。

是非お気軽にFestaMusicSalonにご相談くださいね!

 

sinco